大和高田市の整体は「西岡整骨鍼灸院」

はじめに

皆さんは、「疲れない立ち方」はご存知ですか?

学校でも、走り方や跳び方、逆上がりなどは、授業があり、教科書があり、教えて頂く機会もあると思います。

 しかし、動く動作をする前に、一番基本である「立ち方」を、教えてもらう機会はほとんどないのではないしょうか?

 今回は、「疲れない立ち方」について解説します。

 

 「疲れない立ち方」とは?

「疲れない立ち方」は、簡単に説明すると、筋肉に依存しない、骨をメインに使った立ち方と言えます。

骨をメインに使った立ち方をしていくと、「バランスの取れた立ち方」になり、筋肉が疲れにくくなります。

では、「疲れない立ち方」とはどんな立ち方かを説明していきます。

 

立ち姿勢を後から見た際

立った姿勢を、後ろから見て頂ければ、

「後頭部の真ん中の出っ張り(後頭隆起)」「背骨」「お尻の割れ目」

が、体の真ん中に来て、左右均等になっていれば良い立ち方となります。

 

立ち姿勢を横から見た際

横から見れば、

「耳の穴」「肩の先端(肩峰)」「股関節の横の出っ張り(大転子)」「膝関節の中央」「外くるぶし下の前にある凹み(第五中足骨底)」

が一直線に来ればいいです。

 

文章で書いたり、図で見たりすると、確かに、この姿勢がバランスの取れている、疲れない良い姿勢となるのですが、なかなか、これを意識して出来るものではないです。

では、簡単に実践する方法がないのかと言えば、その方法もあるので、以下でご紹介していきます。

 

実践法

➀足の裏の立ち方から実践

足の裏の立ち方でこの姿勢をとれるように工夫していきます。

 

まず、立っていただいて、足の指を反らします。

足の指を反らせることで、ワザと不安定にします。

 

指を反らせることで、踵(かかと)と親指の付け根(母指球)が地面に積極的に触れているのがわかるのではないでしょうか?

 

その不安定な状態から、体をゆっくり前後に揺らしながら、安定した位置を探していきます。

その安定したいい位置が見つかれば、その重心のまま反らしていた足の指をゆっくり降ろしてください。

これでOKです。

そこがバランスの取れた疲れない位置になります。

 

なかなか慣れない動作なので、わかりにくいかもしれませんが、何回も実践することで感覚をつかめてくる事と思います。

 

丁度、掃除のほうきや傘でバランスを取ろうとしている時に似ています。

不安定な姿勢で、わざと骨で立つようにしています。

 

それが筋肉に依存しない疲れない姿勢なんで、バランスのいい立ち方になり、筋肉の依存が少なくなるため、疲れにくい立ち方となります。

 

足の裏の 踵 母指球 小指球(もしくは第五中足骨)の3点で

おおまかですが

踵:母指球:小指球が3:2:1に体重が乗るのが理想と言われています。

この立ち方をすると、足の裏の体重の比がこの状態に近くなります。

 

色々考えると大変なので、指先上げて、安定した位置に立っていると、自然とその割合になっています。これだけでも覚えて、実践して頂けるといいです。

 

②頭の上から立ち方実践

また、足の裏の立ち方に加えて、

頭の上から考える方法も合わせると効果的です。

頭の真上に糸をイメージして、糸で上に引っ張られるようにイメージするとなおバランスの取れた姿勢になってきます。

 

まとめ

今回は、「疲れない立ち方」というテーマでお伝えしていきました。

「足の裏」と「頭の上」の2つを意識して頂く事で、良い姿勢が作ることができます。

この方法を使い体も疲れに生活していきましょう。ぜひ一度お試しください。

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