大和高田市の整体は「西岡整骨鍼灸院」

整体やマッサージ、鍼灸などの施術を受けた際に一時的に体調が悪くなったり、疲れが出たり、痛みがはっきりしたりすることがあると思います。

これは、「揉み返し」と一般的に言われたりもしますが、体がよくなる前に一時的に出てくる「好転反応」の可能性もあります。

今回は、整骨院や整体院での「好転反応」「揉み返し」について、説明していこうと思います。

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好転反応とは

治療の過程で、回復の前に一時的に起こる反応の事を言います。

東洋医学では、瞑眩(めんけん、めんげん)と言われ、症状が改善する前の一時的な悪化で、統計では約80%は3~4日以内になくなると言われていますが、長い方では1週間起こることもあると言われています。

 

揉み返しとは

組織に強すぎる刺激が加わったことで起きる、筋肉や結合組織の損傷し、炎症を起こしています。

好転反応は、良くなる前の反応ですが、揉み返しは体にとっては悪い反応となります。

 

なぜ起きるのか?

好転反応は、慢性的に疲労している筋肉がほぐれ、血液の循環が改善し、筋肉中に溜まっていた老廃物が一気に血液中に流れることで起こるとされています。

運動をした後、体が疲れたり、ダルくなったりすることをイメージして頂くと近いように思います。

特に、慢性的に長期に症状をお持ちの方や、症状の重たい方に好転反応が出やすい傾向にあります。

 

揉み返しは、筋肉や結合組織などに損傷が起きて炎症が起きている状態です。

原因は、強すぎる刺激 によって起きます。刺激量は、「強さ」と「時間」の掛け算になりますので、「強さ」や「時間」は、多すぎると揉み返しの原因となります。

また、整骨院や整体院の先生の知識や技術不足によって、本来施術をしなくてもいい場所を刺激した際も起こります。例えば、骨や神経、血管などを強く刺激しすぎるケースで起きます。

 

どんな症状がでる?

好転反応は、全身の症状に出ることが多い傾向にあります。

例えば、だるさやほてり、眠気などを感じる事が多いです。

東洋医学では、体に入った邪気(老廃物)を出す反応と言われている、発熱、咳、下痢などの症状に現れることもあります。

また、尿の色が濃くなったりすることもあり、これも体から邪気(老廃物)を出すための反応と言われます。

揉み返しは、施術した部位の筋肉や組織の痛みやダルさ、施術した筋肉が逆にこわばったりします。組織の損傷と炎症で起きますので、局所で出るイメージですが、頭痛や吐き気の起きるケースもあります。

あまりにツラい反応の際は、一度施術を受けた整骨院や整体院に問い合わせることをお薦めいたします。

 

対処法は?

好転反応は、一時的に悪化したように思いますが、数日で体は逆にスッキリしたように感じ調子は好転します。悪化したように感じる時期は、あまり活発には動かず、十分に水分を取り、睡眠をしっかりとるようにするといいです。

揉み返しは、損傷と炎症が起きているので、アイシングをお薦めします。揉み返しのある組織を十分に冷やしましょう。

オススメはアイス枕や保冷剤をタオルで包んで患部に10分くらい当てると効果的です。また、痛みのある患部を自分で揉んだり、ストレッチをすることは避けましょう。

飲酒や入浴も血管を拡張してしまいますので、控えるようにしましょう。

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まとめ

今回は、整骨院や整体院でよく聞く「好転反応」と「揉み返し」についてお伝えしました。

好転反応や揉み返しは一見わかりにくく感じる事と思います。

もし、施術後に、つらく感じる方や不安のある方は、好転反応でも揉み返しでも、整骨院や整体院の先生に一度相談して、お体の悩みを伝えることが大事です。

納得した上で、治療を受けるようにしましょう。

 

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