はじめに
こちらでは、整体の効果を3つに分けて説明していきます。
1つ目は筋肉・関節を整える
2つ目は血液とリンパ液の循環
3つ目は神経の興奮・鎮静
です。
筋肉や関節
整体では、硬くなった筋肉や動かなくなった関節を動かしていきます。
筋肉が硬くなることで、筋肉内には、発痛物質や疲労物質が蓄積されます。
また、関節が動かなくなったり、歪むことで、関節を覆っている関節包が引っ張られ、痛みや不調が出てきます。
整体では、こういった理由から、筋肉や関節を整えていきます。
血液とリンパ液
体には血液やリンパ液などの液体が循環しています。
血液は心臓から全身へ出ていく動脈血と、全身から心臓に戻る静脈血があります。
またリンパ液も全身流れています。
リンパ液は、全身のリンパ管を通っていて、免疫にも働いています。
体液の循環が悪くなると、体に必要な栄養と酸素などが運ばれなくなり、また、全身からは、疲労物質や二酸化炭素などを回収できなくなります。
全身から運ばれた、疲労物質や二酸化炭素は、肝臓や腎臓、肺などに運び、代謝され、体にいらないものを排泄するように働きます。
血液やリンパ液の循環を良くすることで、より良い代謝が行えるようになります。
神経の興奮・鎮静
神経には、脳と脊髄という中枢神経と
中枢神経(脳と脊髄)から枝分かれした脳神経と脊髄神経と言われる末梢神経があります。
神経は使いすぎると興奮して、使わないと鎮静をします。
整体をすることで、興奮している神経を鎮静させ、鎮静している神経を興奮させることで、痛みが緩和されたり、疲れや不調が改善します。
末梢神経は、運動神経、知覚神経、自律神経の三種類に分類されて、体に良い刺激を与えることで、興奮したり鎮静したりしていきますので、体に対する刺激量は大事になってきます。
まとめ
この様に整体では大きく3つの面から効果が期待できます。
筋肉や関節だけでなく、血液やリンパ液、神経にも働きかける整体で、体を整えて痛みや体の不調から脱却しましょう。