一般的に交通事故では、「むちうち」が多く起こります。
「むちうち」は、正式には「頚椎捻挫」と呼ばれ、強い衝撃により頭が前後に揺さぶられることで首に負担がかかり痛みや痺れなど起こるものです。
主な症状は、首の痛み、しびれ、頭痛やめまい、吐き気、腕や手のしびれなど様々な症状が現れます。
症状は負傷してから数日してから現れることも多く、2~3か月以内に徐々に良くなっていく事が多いですが、中には、数カ月、数年と症状がなかなか取れない方もいらっしゃいます。
整形外科では、レントゲン検査やMRIなどの画像によって診断を行いますが、「むちうち」の場合、画像所見では、異常のない事も多いので、なかなかツライ症状を理解してもらう事も出来ず苦しむ方も多いです。
当院では、このような画像所見では写らない「むちうち」は、聞いて(問診)、触って(触診)、動かして(徒手検査)などで、状態を評価して、治療していきます。
治療方法は、症状や状態にもよりますが、始めの数日から一週間程度は冷やす処置(冷罨法)や炎症を抑える電気(電療)などを中心に強い痛みや炎症を早く終わらせることを目的に治療していきます。
炎症が治まり次第、徐々に温める処置(温罨法)や筋肉の緊張を和らげる電気(電療)、運動療法、マッサージなどを適宜行い治療していきます。
当院では、整形外科と同様に、自賠責保険の適応の場合、自賠責保険で対応させて頂きます。
自賠責保険での治療は、治療費の自己負担はなく、慰謝料や交通費を受け取ることもできますので、治療費の負担を気にせずに治療を受けられます。
また、当院では、交通事故を専門に取り扱う弁護士事務所と提携しており、安心して治療を受けて頂けます。
交通事故の「むちうち」でお困りの際は、ご相談下さい。